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痩せる体質について

ダイエットで減量するには、そのつど体脂肪を落としていくという考えも大切ですが、根本的に痩せる体質になったほうが楽です。

そのつど体脂肪を減らすとは、ちょっと食事制限をしてみたり、有酸素運動を長めにやってみたり、ということですね。でも、この方法だと飢餓状態に移行していく危険が常にあります。そうなると、かえって脂肪細胞に蓄積されやすくなります。つまり太りやすく痩せにくい体質ですね。

いっぽう痩せる体質を作るほうに注力すれば、神経質になって脂肪を減らそうとしなくても、勝手に脂肪は減っていくものです。好きなものをたくさん食べ放題でも、それほど太らないものです。

では痩せる体質になるには、どうしたらよいのでしょうか?それは基礎代謝を高めるということに尽きます。これにはいろいろな方法があります。筋肉をつける、褐色脂肪細胞を活性化させる、体温を上げる、自律神経を安定させる、などです。

一つ一つ見て行きましょう。まずは痩せる体質になる方法として、もっとも良く知られているものが、筋肉を付けるというやり方です。体に筋肉がつけば、黙っているときでも、筋肉がカロリーを消費してくれるようになります。その結果、ちょっと食べ過ぎたとしても、それを消費してくれるわけですね。

痩せにくい体質の女性は、筋肉量が少ない人が多いと思います。食事制限だけの低カロリー置き換えダイエットなどをしていると、だんだん筋肉が落ちていくので、どんどん痩せにくい体質になってしまいます。

痩せる体質になるには、褐色脂肪細胞の数を増やしたり、働きを活性化させることも効果的です。これは普通に生活していたのでは、なかなか活性化されません。背中を中心に40グラム程度しかないとわれています。子供のころにもっとも多く、だんだん減っていきます。

褐色脂肪細胞は体温が奪われるときに、活性化されます。人間の体には、体内環境を一定の状態に保とうとする恒常性の機構が備わっています。体温維持もそのひとつです。体温が下がると、褐色脂肪細胞が活性化され、余分についている脂肪細胞を燃料として燃やして、熱を生み出すのです。自前のヒーター(自家発電)といったところでしょうか?

よって、ちょっと寒い環境にいる人とか、冷水のプールで泳ぐことが多い人は、体温をあげる必要から、基礎代謝が劇的に向上します。ただし、そういった環境でなくなれば、消費カロリーも減少します。筋肉を付けた上で考えるといいと思います。

そのほか痩せる体質になるには、体温を上げることも有効です。筋肉をつけると基礎代謝が向上するというのは、筋肉がエネルギーを消費して熱を発するからでもあります。

ですから体温を上げるには、筋肉を鍛えることも、そのうちの1つです。そのほか湯たんぽで、全身の各部を温めることも効果的です。湯たんぽダイエットによって、減量できたという人もいます。体温を上げるには、半身浴や足浴もいいのではないかと思います。

そのほか朝食をしっかり摂る習慣をつけることも、痩せやすい体質を作ることになります。食事を摂ると、DIT(食事誘導性体熱産生)が活発になります。これは全消費エネルギーの1割程度ですが、1割とはいえ、それが積み重なるとけっこうなカロリーになります。

食事を摂ると、そのあとに褐色脂肪細胞が活性化されて、体温が上がるということです。ですから朝食を摂らない人は、毎日、わずかですが消費カロリーの面で損をしていることになるのです。しかも朝食は脂肪になりづらい時間帯なので、絶対に摂るべきです。

痩せる体質になるには、自律神経を調整することもポイントです。本来、太っている人ほどレプチンという物質が多く、そのために食欲が抑制されやすくなっています。また、レプチンの作用によって、肥満の人ほど消費カロリーが自然と増えるようになっています。自律神経が正常なら、黙っていても痩せていくわけです。これは恒常性維持機構(ホメオスタシス)の働きです。

でも食べ過ぎて太ってしまうと、自律神経が乱れがちになります。もしストレスがかかれば、それも自律神経を乱す元となります。ですから、できるだけストレスを少なくするようにしたり、ちょっとだけカロリーを少なくすることによって、自律神経の働きを正常化できるのです。

そうなれば、レプチンの働きも元に戻り、勝手に痩せていくようになります。自律神経の調整には呼吸法やリラックス(アロマ、ストレッチなど)があります。親しい人に悩みを打ち明けることも大切なことです。